アルコール発酵の違い
- 上面発酵ビールは、上面発酵酵母(発酵が進むにつれて酵母が液面に浮かぶのでこの名前があります)を使い、常温で発酵が行われます。
醸造期間は2週間程度と短めです。
特徴は香りが高く豊かな風味を持ち個性を楽しめます。
エールやスタウトといった種類があります。
発酵と熟成が早く進むため、長期貯蔵にはあまり適していません。 - 下面発酵ビールは下面発酵酵母を使い、低温(6~15℃)で発酵が行われます。発酵が終わると、酵母が下に沈みます。
醸造期間は4~6週間以上と長めです。
特徴は香りが弱めで、すっきりした味わいです。
ラガーと総称されることもありますが、ピルスナー・アメリカンといった種類があります。長期貯蔵に適することもあり、世界のビールの大半はこのタイプになります。